ひらしま産婦人科 PHOTO MONTHRY DIARY 最新号
2007年>> フォトニュース
2008年>> 新春号 / 3月・甲子園観戦 / 5月・ゴールデンウィーク / 7月・開院22周年
7月・東奔西走記 / 8月特大号・アラスカ旅行記-1 / 2
9月・日本の秋を楽しむ / 11月・晩秋の巻 / フォトエッセー特別編「シルバーの手習い」 /年末号
2009年>> 新春特別号 / 3月・シンポジウム編 / 4月・花まつり編 / 5月・「虹」編
6月・「紅」編 / 7月・「ゆりかご」編/ 8月・「華火」編
9月・「スイス巡礼の旅」編-1/2/3/11月・「読書の秋」編
2010年>> 1月・「年頭所感」編 / 2月・冬から春へ/ 3月・国会へ陳情に行く編
4月・お花見に行く編 / 6月・父の日&逆子編/ 7・8月・「海の絵」編
9・10月「魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻」-1/ 2 / 3
2011年>> 1月・年賀状 / 2月・映画鑑賞の巻 / 3月・ドキュメント 東日本大震災 IN ハライチ
4月・上野動物園にパンダに会いに行くの巻
5・6月号 〜初孫 平嶋 湊(みなと)誕生!〜
"ミーナ君 アルバム 第1楽章
7・8月「海の幸&逆子と柔道」編 / 8月付録・ミーナ君アルバム第2楽章「お食い初め儀式」
10月「実りの秋」編 / 「ミーナ君 アルバム」 第3楽章 6か月児はこんなことができるのだ
2011年>> 1月・年賀状 / ミーナのお正月 / 付録2 平成23年1月〜12月骨盤位分娩成績
2月・キネマ旬報賞映画鑑賞会&表彰式 / 3月「卒業45年記念同窓会 IN 東京」の巻 / 4月「今年の桜」の巻
4月「さだまさし還暦コンサート in さいたまスーパーアリーナ 4月10日」 5月「ミーナの初節句 & ボク 満1歳になりました!!」 / 5月「嵐の5月」 / 6月「祈り」
9月「2 DAYS IN 小笠原」 / 10月付録「ミーナ歩く・走る」
PHOTO MONTHRY DIARY 〜2009年4月 花まつり 編〜
「天上天下唯我独尊」 岩崎巴人 画 掲額
岩崎巴人 画伯 の「水墨画」が、六本木国立新美術館 「全国水墨画秀作展」に
特別賛助作品として出品された後、当院に届きました。
2009年 4月8日 お釈迦様のお生まれになった日、「誕生室」 に掲額いたしました。
巴人先生から、この作品に寄せていただいたお手紙には、
「釈尊がお生まれになり、七歩蓮の華の上を歩まれ、〈天上天下唯我独尊〉と申されました。
この世の中の救護を
『一切の人々の苦悩は私にある 仏陀して、人類を導かねばならない』
と申されました。
そのお姿は、御尊医の御日常と一体であると信じ、この作品は描かれたものです。
日本中のあかちゃんに平和と光明をもたらされることを 合掌 」
とお書き下さり、感激に心が震えました。
我が産屋の「誕生室」に飾りました。
これからは当院で生まれる あまたの赤ちゃん お母さんを見守ることになります。
「天上天下唯我独尊」岩崎巴人
花祭の日 ”桂チャボの雛” 3羽 孵りました
裏庭の鳥小舎で、長い間 じ〜と 卵をその胸の下に抱えて温めていた桂チャボの胸の下から、
3羽の雛がそっとかわいい顔をのぞかせているのを見つけました。
かわいくて、思わず手にとって頭をなでてやりました。ついでに写真も撮りました。
カワイイ桂チャボ
それからそっとまた、メスの親鳥の下へ返しました。
お釈迦様の誕生日に孵るなんて、なんていうありがたい奴らだ。
それにしても、メス鳥の卵を孵すまでの辛抱強さには、いつも驚かされ、メスへの尊敬の念を持たされる。
このことは、人間の女性にもあてはまることで、日々、この女性の強さに接している男性産科医は、
女性には敵わないと思っているのです。この世から、女性がいなくなったら、人類滅亡です。
桜の下で 3兄弟
伊奈小室無線山 にお花見に行き、ちょっとうれしいことがありました
今年は、桜がいつまでも楽しめました。
いつもの年のように、「伊奈小室無線山」がこの時期、桜まつりで解放され、
近所の人々が、この”埼玉一” と思われる 桜の名所 を訪れます。
枝垂れ桜のトンネル
我が家の、 ”困った犬” リュウ を引っ張って、訪ねると、もと患者さんにぱったり会ってしまいました。
7年前、当院で2人目を出産の際、当時11歳のお姉ちゃんを立ち合わせた方でした。
「先生!」と呼び止められ、「あの時の娘が今年、看護大学に入りました。
将来助産師になって、ひらしま産婦人科で働きたいと言っています。」とのこと。
そういえば、あの時、しっかりと母親をサポートし、
感想に、「妹のお産に立ち会って、看護婦さんになりたいと考えを変えました。」
とあったのを思い出しました。
帰って、事務長に報告したら、それならHPに出ているよとのこと。
ありました。
詳しくは、こちらをご覧ください。
最新情報 2001・6 感動の長女立ち会い出産!!何とお姉ちゃまは当院で11年前生まれました!
写真左:リュウが珍しく仲間に挨拶、写真右:桜をめでるかわいい男子
以上 今月はうれしい「花まつり 3大話」でした。
(記 2009年4月10日 天皇・皇后 ご結婚 50年の日に)
付記: 天皇・皇后両陛下の会見から、心に残った御言葉
天皇陛下は涙をうかべ、お声をつまらせて、皇后陛下に向かって、
「結婚50年に当たって贈るとすれば感謝状です。これは今日まで続けてきた努力を嘉(よみ)しての
感謝状です。本当に50年よく努力を続けてくれました。その間には、たくさんの悲しいことやつらいことがあったと
思いますが、よく耐えてくれたと思います。」
そして、皇后陛下は、
「50年の道のりは長く、時に険しくございましたが、陛下が日々真摯にとるべき道を求め、
指し示してくださいましたので、今日までご一緒に歩いてくることができました。
伝統と共に生きるということは時に大変なことでもありますが、
伝統があるために国や社会や家がどれだけ力強く豊かになれて
いるかということに気付かされることがあります。・・・
WBCで活躍した日本の選手たちは、よろいも着ず、切腹したり
ござるとか言ってはおられなかったけれど、どの選手もどこか
サムライ的で美しい強さを持って戦っておりました。・・・
私どもの時代の次、またその次の人たちがそれぞれの立場から
伝統と社会との問題に対し、思いを深めていってくれるよう願っています。」
期せずして、皇后陛下のお言葉は、シンポジウムの最後に
「産科医の卵たちへ」として、「義を見てせざるは勇なきなり」の武士道精神に重なりました。
2009年4月10日の、お二人の会見は、50年前馬車に引かれて、
にこやかにお手をお振りになっていたお姿とともに、
これからの人生に深く刻み込まれるお姿とお言葉でした。
この”佳き日”
新宿御苑の桜は雲ひとつない青空のもと色とりどりに咲き誇っていました
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