ひらしま産婦人科 ＰＨＯＴＯ ＭＯＮＴＨＲＹ ＤＩＡＲＹ 第29号
2007年>> フォトニュース
2008年>> 新春号 / 3月・甲子園観戦 / 5月・ゴールデンウィーク / 7月・開院22周年
7月・東奔西走記 / 8月特大号・アラスカ旅行記-1 / 2
9月・日本の秋を楽しむ / 11月・晩秋の巻 / フォトエッセー特別編「シルバーの手習い」 /年末号
2009年>> 新春特別号 / 3月・シンポジウム編 / 4月・花まつり編 / 5月・「虹」編
6月・「紅」編 / 7月・「ゆりかご」編/ 8月・「華火」編
9月・「スイス巡礼の旅」編-1/2/3/11月・「読書の秋」編
2010年>> 1月・「年頭所感」編 / 2月・冬から春へ/ 3月・国会へ陳情に行く編
4月・お花見に行く編 / 6月・父の日＆逆子編/ 7・8月・「海の絵」編
9･10月「魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻」-1/ 2 / 3
2011年>> 1月・年賀状 / 2月・映画鑑賞の巻 / 3月・ドキュメント 東日本大震災 ＩＮ ハライチ
4月・上野動物園にパンダに会いに行くの巻
５・６月号 〜初孫 平嶋 湊（みなと）誕生！〜
"ミーナ君 アルバム 第１楽章
7・8月「海の幸＆逆子と柔道」編 / 8月付録・ミーナ君アルバム第2楽章「お食い初め儀式」
10月「実りの秋」編 / 「ミーナ君 アルバム」 第３楽章 ６か月児はこんなことができるのだ
2011年>> 1月・年賀状 / ミーナのお正月 / 付録2 平成23年1月〜12月骨盤位分娩成績
2月・キネマ旬報賞映画鑑賞会＆表彰式 / 3月「卒業４５年記念同窓会 ＩＮ 東京」の巻 / 4月「今年の桜」の巻
4月「さだまさし還暦コンサート in さいたまスーパーアリーナ 4月10日」
5月「ミーナの初節句 ＆ ボク 満１歳になりました！！」 / 5月「嵐の５月」 / 6月「祈り」
9月「2 DAYS IN 小笠原」 / 10月付録「ミーナ歩く・走る」
ＰＨＯＴＯ ＭＯＮＴＨＲＹ ＤＩＡＲＹ 9月・10月合併号
〜魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻 その1〜
気掛かりなハイリスク（逆子の経膣分娩２例・前回帝切の経膣分娩2例、
前置胎盤・妊娠高血圧症の帝王切開等）のお産を無事終え、
いよいよ"情熱の国・芸術の国スペイン"への旅立ち日を迎えました。
ＨＯＬＡ （こんにちは）バルセロナ
＊９月２５日（土）＊
成田発１２時 フィンランド航空にてへルシンキ経由
機中から雲の上に顔を出す"富士山"
１６時間の空の旅の末、闇に包まれたバルセロナ空港着。
初めて乗ったフィンランド航空のＣＡの巨大な体格にビックリ。
＊９月２６日（日）＊
快適とは言えぬホテル（古いホテルで、鍵を開けるのに一苦労。
部屋には小さなダブルベットと毛布が一枚。バスタブには栓が無くシャワーで我慢）で、
旅の第一夜を過ごし、時差ボケのまま早朝からのバルセロナ市内観光に出発。
朝１番に訪れた「グエル公園」で、ガウデイ建築物の予習。
早朝のグエル公園で同行専属カメラマンと記念撮影
迷路を辿ってピカソ美術館へ 初期の作品鑑賞。
今回の旅一番の目的地『サグラダ・ファミリア』到着。
日本のＴＶＣＭでお馴染み 外尾悦郎さんの彫った『１５人の天使の像』を見上げる。
『15人の天使の像』
『妥協を許さないガウデイが見た未来を受け継ぎ過去と来未、日本と世界を繋げていきたい』
毎晩流れるＮＴＴコミュニケーションズのＴＶＣＭのフレーズが浮かびました。
ここバルセロナで、32年間も石を彫り続けている外尾悦郎さんの存在なくして、
この教会の完成はないでしょう。
外尾さんはスペインに住んで、32年ひたすらたった一人の日本人としてコツコツと石を彫り続けているのです。
聖家族教会前 ヒラシマ ファミリア
世界中からの観光客を集めて、今も天空に重機が林立しています
いつか完成の時がやってきたらまた訪れる事を夢見ます
（完成は100年後？とも言われていますが．．．）
＊地中海で泳ぐ＊
（時差ボケ 睡眠不足 高齢にも関わらず、無謀にも！）
昼食に、地中海沿岸のレストランに向かう。
昼食を急ぎかきこみ、ホテルでズボンの下にはいてきた水泳パンツ姿になって、
地中海へ向かって砂浜を走った。
 
もう泳ぐ人もいない秋の地中海でゆっくりと泳いだ。
この海の向こうはアフリカ大陸だ。どこまでも泳いで行きたい。
迷子かな？
修学旅行の高校生一団
バルセロナの港には、地中海クルーズの豪華客船が寄港停泊中。
スペインでは国技の闘牛をぜひ見るようにとガイドさんに勧められ、モヌメンタル闘牛場へ駆けつける。
「ＮＯ ＫＩＬＬ」のプラカードを掲げたデモ隊が叫ぶ中、警官に守られて入場。
夕刻６時ジャスト。（スペインでは、闘牛だけは、時間通りに始まる）
ファンファーレが高らかに開始の合図を鳴り響かせ、今年最後の『闘牛』が始まる。
マントに向かって突進を繰り返す牛に向かって、６本の剣が突き刺さる。
牛は血を流しながらもなおマタドールの持つ赤マントに頭を下げて立ち向かっていく。
と 次の瞬間 取り出された剣が牛の肩甲骨に向かって刺され、牛はその場で絶命。
 
このような場面が繰り返され、あまりのむごたらしさにいたたまれなくなって席を後にした。
出口に向かう途中 二頭の馬に引きずられた哀れな牛が目の前を通り過ぎ、
その先に目をやると牛の解体場で肉がせっせと切り刻まれていた。
やっとのことで、会場を出たところで、
今度は突然背の高いとびきりの金髪美女に英語で声をかけられた。
地図を片手に道を訪ねようとする。
同行者に引っ張られてあわててその場を逃げた。
振り向くと彼女の廻りには、たくさんの金髪美女達がたむろして
いて次なるスリの標的を物色していた。
危うく、ポケットのサイフを盗られるところだった。
クワバラ クワバラ。
バルセロナは不法滞在者が20〜30％もいると言われ、彼ら彼女らは、就労も叶わず、
スリや窃盗で生計を立てざるを得ないとのこと。
朝早く散歩したグエル公園では、物乞いや道端で店を広げる人を多く見かけた
犬を侍らせ、笛を吹く物乞い
ライトアップされた カサ・パトリヨ邸
9･10月「魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻」-1/ 2 / 3
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