ひらしま産婦人科 PHOTO MONTHRY DIARY 第41号
2007年>> フォトニュース
2008年>> 新春号 / 3月・甲子園観戦 / 5月・ゴールデンウィーク / 7月・開院22周年
7月・東奔西走記 / 8月特大号・アラスカ旅行記-1 / 2
9月・日本の秋を楽しむ / 11月・晩秋の巻 / フォトエッセー特別編「シルバーの手習い」 /年末号
2009年>> 新春特別号 / 3月・シンポジウム編 / 4月・花まつり編 / 5月・「虹」編
6月・「紅」編 / 7月・「ゆりかご」編/ 8月・「華火」編
9月・「スイス巡礼の旅」編-1/2/3/11月・「読書の秋」編
2010年>> 1月・「年頭所感」編 / 2月・冬から春へ/ 3月・国会へ陳情に行く編
4月・お花見に行く編 / 6月・父の日&逆子編/ 7・8月・「海の絵」編
9・10月「魅惑のスペイン 弾丸ツアーの巻」-1/ 2 / 3
2011年>> 1月・年賀状 / 2月・映画鑑賞の巻 / 3月・ドキュメント 東日本大震災 IN ハライチ
4月・上野動物園にパンダに会いに行くの巻
5・6月〜初孫 平嶋 湊(みなと)誕生!〜
ミーナ君アルバム 第1楽章
7・8月「海の幸&逆子と柔道」編 / 8月付録・ミーナ君アルバム第2楽章「お食い初め儀式」
10月「実りの秋」編 / 「ミーナ君 アルバム」 第3楽章 6か月児はこんなことができるのだ
2011年>> 1月・年賀状 / ミーナのお正月 / 付録2 平成23年1月〜12月骨盤位分娩成績
2月・キネマ旬報賞映画鑑賞会&表彰式 / 3月「卒業45年記念同窓会 IN 東京」の巻 / 4月「今年の桜」の巻
4月「さだまさし還暦コンサート in さいたまスーパーアリーナ 4月10日」 5月「ミーナの初節句 & ボク 満1歳になりました!!」 / 5月「嵐の5月」 / 6月「祈り」
9月「2 DAYS IN 小笠原」 / 10月付録「ミーナ歩く・走る」
フォト・マンスリー・ダイアリー 「昇龍の年 お正月」号
謹賀新年
「昇龍図」岩崎巴人画
2011年7月1日 当院は「開院満25周年」を無事迎えることができました。
3・11の大震災で、20,000人もの「命」が奪われました。
私が、25年間 昼夜分かたず コツコツと手掛けた「お産」13,500人です。
それを上回る数の命が、あの一瞬に奪われた事実に衝撃を受けました。
それでもその後も「新しい命」は毎日生まれ続け、我が家にも 5月20日 初孫誕生。
「湊」(みなと)と命名されました。
この国難の時代に生まれ出た子供たちが、成年になるまでに
日本は復旧・復興を遂げなければなりません。
私たちの世代に遺された'最後の役目'です。
今年も 産科医として、「新しい命」と向き合う覚悟です。
皆様にとってよい年でありますように祈念いたします。
(医)昇龍会 WOMEN'S CLINIC
ひらしま産婦人科・皮膚科
平嶋 昇・律子 海帆
記 : 24・1・9 成人の日
年末年始は12月30日に、3日掛けて逆子経膣分娩に挑戦するも、
うまくお産が進まず、緊急帝王切開施行。
3746gの男児無事出産。平成23年唯一不成功の症例であった。
31日 少しだけ安堵して、プリウスに飛び乗って、
アクアラインを快適に飛ばし、館山で、ミーナと1カ月ぶりに対面。
穏やかなお正月を過ごすも、2日、他院にて前回帝切、破水入院の連絡で、
急遽帰宅を決め、3日早朝、再びアクアラインを120Kで走り11時帰宅。
陣痛発来せず、子宮口硬く、VBAC不可と判断。
直ちに、麻酔医のDRに応援要請、正月にもかかわらず、駆けつけてくださり、
今年初めての緊急帝王切開施行。
さらに1月7日明け方、VBAC施行中(他院で帝王切開)、
心音急激に低下、切迫子宮破裂を疑い、早朝5時、再び麻酔医の応援要請し、
緊急帝王切開施行。母子ともに救命出来た。
同日午後からは、双胎 重症妊娠高血圧症行群で入院中の妊婦さんが、
36週4日で、タイムリミットとなり、帝王切開施行。
無事2児(2,484g・1,960g)の娩出成功するも、深夜母体不整脈頻発。
心配で一睡もできなかった。
1月7・8・9日は3日間連続、日勤当直をこなし、暮れからお正月にかけて
ハイリスク分娩の連続で、館山で、ミーナと過ごした、お正月は遠い幸せな一瞬
になっていました。
こうして、年を取らない「マジック ドラゴン」
龍年年男 「産科医」 平嶋昇 仕事全開となりました。
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